綿棒について
ここでは「綿棒」の使い方や処理方法等の知識から、安全・環境への取り組みまでQ&A形式でご紹介致します。
Q1. 綿棒にはどのような種類があるのですか?
Q2. 綿棒に使用期間はありますか?
Q3. 綿棒はどのくらいの水分を吸収できるのですか?
Q4. 軸から綿体が外れてしまうことはないのですか?
Q5. 綿体の接着に使われる接着剤は人体に影響しないのですか?
Q6. ベビー用綿棒は大人用とどう違うのですか?
Q7. 赤ちゃんケアに綿棒を使う際の注意点はありますか?
Q1. 綿棒にはどのような種類があるのですか?
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近年、さまざまなタイプの綿棒が各メーカーから発売されています。より汚れを取りやすくするため、綿体に凹凸をつけたスパイラルタイプや取れた汚れを見やすくする黒い綿棒などがあります。また軸についても、紙製とプラスチック製と木製があるので、用途やお好みに合わせて使い分けるとよいでしょう。
Q2. 綿棒に使用期間はありますか?
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綿棒に使われている脱脂綿は化学変化が小さいため、日数が経過しても問題なく使用できます。ただし、湿気や直射日光にさらされると変色する場合があります。開封後、長期間経過したものを使う場合は、ほこりや変色の有無を確認してください。
Q3. 綿棒はどのくらいの水分を吸収できるのですか?
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綿棒は綿の隙間に水分が入り込むことで起こる表面張力によって保水を行っています。保水量は綿自体の重さの10倍以上といわれています。一般的な家庭用綿棒の場合、使われている綿の重さは両側を合わせて約0.05gなので、保水量は約0.5g。片側で約0.25gの水を吸収することができます。なお、この数字はあくまでも目安なので、綿体のサイズや形状により実際の保水量は異なります。
Q4. 軸から綿体が外れてしまうことはないのですか?
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綿棒の製造では、軸と綿体は接着剤によって結合しているので、通常の使用で外れることはありません。また単に綿を接着するのではなく、綿の繊維を一旦ほどいてから軸に巻き付けているのも綿棒製造の工程でも大きな特徴です。これにより、水分のスムーズな吸収とソフトな使い心地が得られるようになります。
Q5. 綿体の接着に使われる接着剤は人体に影響しないのですか?
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日本衛生材料工業連合会では「綿棒の安全衛生自主基準」内で、接着剤の成分をポリビニルアルコール、酢酸ビニル樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体、カルボキシメチルセルロースナトリウムのいずれかと水からなる接着剤を使用するよう定めています。これらは化粧品や食品にも使用されている合成樹脂や植物繊維であり、いずれも人体への影響の少ない成分となっています。
Q6. ベビー用綿棒は大人用とどう違うのですか?
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家庭用として一般的な綿棒の場合、綿経は5mm程度となりますが、ベビー用は赤ちゃんの小さな耳や鼻に合わせて綿経が3mm程度となっています。また、綿体にオリーブオイルなどの植物性のオイルを含ませた綿棒も赤ちゃんのケアに適しています。
Q7. 赤ちゃんケアに綿棒を使う際の注意点はありますか?
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耳や鼻の汚れを取る際に、粘膜を傷つける恐れがあります。耳や鼻の汚れは自然と外に出てくるので、綿棒をあまり奥まで入れずに手前の汚れのみを取ってあげるようにしてください。