タンポンについて
ここでは「タンポン」の使い方や処理方法等の知識から、安全・環境への取り組みまでQ&A形式でご紹介致します。
Q. タンポンは水洗トイレに流せますか?
タンポンは、脱脂綿やレーヨン綿で作られており水には溶けません。排水パイプや浄化槽を詰まらせる原因となりますのでトイレに流すことはできません。紙などに包んでゴミとして処理してください。
Q. タンポンは燃えるごみに出しても大丈夫?
使用後のタンポンは可燃ゴミとして処理することをお勧めいたします。衛生的に処理するには紙等に包んでゴミとして処理するのがマナーです。
アプリケーター、フィンガーベール等のプラスチックは、お住まいの自治体の指示に従って処理して下さい。
スティック、箱等、紙のものは可燃ゴミとして処理して下さい。
Q. 使用後は土中に埋めても大丈夫?
衛生面を考慮して、可燃ごみとして処理するのが望ましいと考えます。
タンポン原料の脱脂綿やレーヨン綿は天然素材ですから、土の中などにいる自然界の微生物が分解します。しかし、分解するまでにかなりの長い期間が必要です。衛生面のことも考えると、可燃ごみとして処理することをお薦めします。
Q. 燃やしてダイオキシンの問題はありませんか?
タンポンの原材料は脱脂綿やレーヨン綿、ヒモは防水加工した綿、アプリケーターは紙またはポリエチレン樹脂がほとんどで、ダイオキシンを発生する成分は基本的に含まれていません。
使用済みのタンポンには経血が付いていますから、使用後は衛生上からも焼却処理が適切な方法と考えています。
Q. アプリケーターはどうやって捨てればいいの?
アプリケーターは一般的に紙製とプラスチック製のものがありますが、どちらも水洗トイレには流すことはできません。
プラスチック製のものは、焼却しても有害物質を発生しにくい低密度ポリエチレンが原料です。 衛生上の観点から焼却処理をお勧めしていますが、お住まいの自治体のルールにしたがって処理してください。 紙製のものは可燃ごみとして処理してください。