タンポンについて
ここでは「タンポン」の使い方や処理方法等の知識から、安全・環境への取り組みまでQ&A形式でご紹介致します。
タンポンを正しくお使いいただくために、タンポンについて知って欲しいこと
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タンポンは、商品に添付されている取扱説明書どおりご使用いただければ、生理をより快適に過ごすことができます。
しかし、ごくまれにトキシックショック症候群(TSS:Toxic Shock Syndrome)という疾病にかかるという報告があります。TSSが発症するのはごくまれなことですが、「なぜTSSに気をつけないといけないのか」「発症はどのようなものか」「タンポンとどのような関係があるのか」を知ってほしいと思います。
下記の使用に際してのご注意と、TSSのQ&Aをよくお読みのうえ、ご使用いただき、快適な生理生活をお過ごしください。
タンポンの使用に際してのご注意
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1.
ご使用前には、手指を清潔にしてからお使いください。
2.
長時間のご使用は避け、一日に3回以上は、取り替えてください。一日中タンポンだけで過ごすのではなくナプキンと交互にお使いになることをおすすめします。
3.
タンポンのヒモは切らずに体の外に出しておいてください。
4.
使用したタンポンは必ず取り出してください。また生理終了後には、最後に使用したタンポンは必ず取り出してください。
5.
タンポンは生理日以外は使用しないでください。
相談すること
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1.
ごくまれに以下の症状があらわれることがあります。その場合は、直ちに使用を中止し、商品に添付されている取扱説明書を持って産婦人科などの専門医に相談してください。
症状の名称
症状
トキシックショック症候群
(TSS)
突然の高熱、発疹・発赤、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血、血圧低下などの症状があわられます。
2.
使用に際して不安がある人は産婦人科などの専門医に相談してください。
保管方法
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タンポンは個別包装から取り出さず箱にいれたまま、直射日光の当たる場所、高温多湿な場所などを避けて衛生的に保管してください。
トキシックショック症候群(TSS)とは何のことですか?
黄色ブドウ球菌があると必ずTSSになるのでしょうか?
TSSはタンポン使用者のみがかかるのですか?
タンポンを使用することで、どうしてTSSを発症することがあるのですか?
TSSと思われる症状が発症した場合にはどうすればいいですか?
タンポンを使用するときに気をつけるのはどんなことでしょうか?
トキシックショック症候群について詳しく知りたい方はコチラ
Q. トキシックショック症候群(TSS)とは何のことですか?
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TSSとは、黄色ブドウ球菌の産生する毒素が原因で起こる急性疾患のことです。
TSSの初期症状としては、突然の高熱を伴って発疹・発赤、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血などがあります。
このような症状があらわれた場合には、直ちに医療機関で治療を受けないと血圧低下などのショック症状に至ることがあります。
Q. 黄色ブドウ球菌があると必ずTSSになるのでしょうか?
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黄色ブドウ球菌があっても、多くの場合、健康上の問題は何も引き起こしません。
黄色ブドウ球菌はバクテリアの一種で、私たちの鼻腔・皮膚・頭髪・脇の下・陰毛・膣でも発見されることがよくあります。
TSSは、黄色ブドウ球菌の中でも毒素を産生するもののみによって引き起こされます。したがって、発症に至るのは極めてまれです。
Q. TSSはタンポン使用者のみがかかるのですか?
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TSSは、男性、女性また子供にかかわらず誰にでもかかる可能性があります。
例えば切り傷や火傷によっても発症の可能性があります。
Q. タンポンを使用することで、どうしてTSSを発症することがあるのですか?
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使用に際して手指を清潔にしなかったり、長時間使用したり、取り出し忘れなどにより黄色ブドウ球菌が増殖し、毒素を産生しやすくなるといわれています。商品に添付されている取扱説明書に従って使用することで、TSS発症の可能性は軽減することができます。
Q. TSSと思われる症状が発症した場合にはどうすればいいですか?
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直ちに産婦人科などの専門医にご相談ください。ごくまれに、重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
タンポンを取り除き、商品に添付されている取扱説明書をもって、診療を受けてください。
症状を早期に発見し、適切な治療をうけることが大切です。
Q. タンポンを使用するときに気をつけるのはどんなことでしょうか?
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タンポンの使用中は、次のことを忘れないことが重要です。
1.
タンポンを取り扱うときは手を洗う。
2.
タンポンは、ご使用の際の注意に記載されている通りに、定期的に交換する。
3.
一度に2つ以上挿入しない。
4.
生理期間の最後には、タンポンを取り除く。
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